Interview. 2022.2.18

and BONMAX

「FACEMIX、LIFEMAX」

株式会社ボンマックスのサービスユニフォームブランド「FACE MIX」、カジュアルブランド「LIFE MAX」で販売中のポロシャツ・Tシャツ・カジュアルパンツには&+®が使用されています。ボンマックスで初のペットボトルリサイクル原綿採用の裏側や、サステナブルへの思いについて、同社開発担当者へお伺いしました。

―ボンマックスさんのサステナビリティーについて教えてください。

昨今の日本では、法人においてSDGs活動が顕著になってきています。SDGsの大きな丸いバッジをスーツに付けているビジネスマンをよく見かけるようになりました。
ボンマックスでは、(自然)環境・社会・経済の循環を念頭に、事業を通じてSDGsに幅広く貢献すべく、日々取り組みを強化しています。アパレル製造メーカーとして取り組むべき4つの「責任」(作る責任、使う責任、守る責任、助ける責任)を定め活動しており、これは土壌となる自然環境への配慮・全ての人々の暮らしを守るためのサポート体制・循環型経済の促進や安定をグローバルな視点で考え、実行する事で達成されるものであると我々は考えています。これまでボンマックスは様々な人や企業とつながりを持って具現化してきました。
SDGsの17番目の目標に「パートナーシップで目標を達成しよう」があります。1~16の目標を達成するためには、世界中の国の政府・国民・技術者・地域・企業といった、ありとあらゆる人達全員が結束し、取り組むことが必要です。我々が行っているSDGsの取り組みは、自社で行えるものだけではないと常々思っています。
&+®をはじめとする画期的な商品を開発される東レさんのような繊維メーカーのご協力が必要不可欠になります。これからも引き続きサステナブル社会実現に向け、両者のコラボレーションを強めて参りたいと考えております。

―開発担当としてどういう思いで&+®素材使用のFACEMIX、LIFEMAXを開発されたのでしょうか。

ボンマックスはSDGsへの取り組みとしてこれまで様々な活動を行ってきました。今後はアパレルメーカーとしてより一層サステナブルな循環型社会への貢献が求められる風潮の中、&+®と出会ったんです。これまでユニフォーム業界で採用されてきた一般的な再生ペットボトル繊維とは異なり、日本国内で回収されたペットボトルを使い、高品質なリサイクルを目指す、東レさんの妥協のないものづくりの姿勢に共感しました。
サステナブルなユニフォームをより多くの顧客にご使用いただくため、短納期・小ロットで商品を供給できる定番備蓄商品としての展開を考え、ポロシャツ・Tシャツ・カジュアルパンツといったベーシックなユニフォームをつくることで、手に取ってもらえる機会をより増やしたいという思いで開発しました。

―数あるサステナブル素材の中でなぜ“&+”を採用いただけたのでしょうか?

一つは、日本国内で回収された質の高い使用済みペットボトルを使用している点です。良質な原料に加え、高度な洗浄・異物除去技術によって、高品質な繊維を使った新しいかたちのサステナブルなユニフォーム開発を目指しました。
次に、トレーサビリティです。独自のリサイクル識別システムにより、&+®であることを証明できる点に注目しました。様々なサステナブル素材があふれている中、アパレルメーカーとして顧客に対し安心・安全を約束できる仕組みを利用できる点が採用のポイントになりました。
また、ボンマックスでは東レさんのマレーシアにある海外生地工場のPenfabric Sdn.Berhadに過去2名の社員を出向させた経緯があり、現在でも海外生地生産工場として高い信頼と実績があります。また&+®のペレットを使い、同地区のPenfibre Sdn.Berhadにて原綿の製造を行っている事もあり、これまでの信頼と実績から、弊社商品において積極的に採用したいと考えました。

―サステナブルに関わる製品開発への今後の展望と、&+®がどのようにボンマックスさんと
携わっていけるかお教えください。

弊社のメインビジネスであるユニフォームでは、企業の人事総務が担当窓口になることが多く、こちらの
部署は各企業のSDGs推進役になっているケースも少なくありません。
最近では企業としてSDGsへの取り組みを始めたいが、何から手を付ければ良いか分からない、と言った声を耳にする機会が増えました。
これからのボンマックスはサステナブルなユニフォームを開発・供給するだけではなく、購入いただいた顧客(企業)を通じて、循環型社会形成の一助となるべく尽力していきたいと考えています。ボンマックスではこれからも、オフィス・サービス・カジュアル・ワーキングなどあらゆるジャンルのユニフォームにおいて、東レさんとともに&+®を通じてサステナブルな社会の実現に向かって歩みを止めずに取り組んで参りたいと思います。

今回インタビューにご協力いただいたのは、

ボンマックス公式サイト