Contents. 2025.4.3

and 文化服装学院
学生による「&+®」使用の
浴衣生地プリント・デザインプロジェクト

東レは「&+®」を通して『共に創る、自分らしくいられる未来を』のブランドスローガンの元、リサイクルに新しい価値を生み出すアクションとして、国内のさまざまな教育機関と産学連携し次世代に向けた取組みを行っております。
今回は、産学連携プロジェクトとして、日本を代表する服飾デザインの人材育成機関である文化服装学院の学生に「&+®」のブランドコンセプトや、リサイクル原料の回収から実際に製品ができるまでの流れに関する講義を行いました。講義後、実際に学生に「&+®」を100%使用した高機能浴衣生地に合うプリント柄をデザインしてもらい、学内での投票を経て、3柄を選定、和装事業も展開する東レアルファート(株)の協力を得て生地にプリント、浴衣を縫製し、デザインをした学生たちにプレゼントしました。
学んで終わりではなく、実際に学びを活かし、リサイクル繊維の背景を知ってもらった上で、分別、回収、再生の商品ができるまでのストーリに自ら参加してもらう事を大切にして取り組みを行っております。
【学生によるプリント・デザイン】

左)繊維CE戦略室白石室長による学生へのレクチャーの様子
右)講義後は、学生たちが「&+」の生地や製品サンプルに触れる時間も設けました。

学生たちのデザインは学内に展示され、人気投票で3つの柄が選ばれました。

学生の手描きのデザイン画をデジタル化し、プリント工場で生地にプリント

プリントされた生地は縫製工場に届けられ、1枚1枚が浴衣になります。

出来上がった浴衣と風呂敷は、学生たちに直接手渡されました。

左)左から大森さん、池田さんと手塚さん、トウさん。
右)11月に開催された「北陸ヤーンフェア」では浴衣の展示と他わせて、東レスタッフが半袖シャツを着用して素材アピールを行いました。